信頼こそが訪問マッサージの土台です

こんにちは。

ひなた訪問鍼灸マッサージ オーナーの中村です。

  

 

先週、兵庫県明石市で報道されたある出来事に、

私たち訪問施術に携わる者として心が痛みました。

 

ある施術師が、訪問マッサージの施術後にご利用者様宅で現金を盗んだとして、

窃盗容疑で逮捕されたのです。

 

ご利用者様が不審に思いカメラを設置して発覚したとのことでした。

 

 

このような事件は、1施術者または1治療院の犯罪ではあるものの、

業界全体への信頼を揺るがすことになります。

 

とりわけ訪問マッサージは、ご高齢の方や身体が不自由で

通院が困難な方の自宅に伺って行うサービスです。

 

施術者がご利用者様の生活空間に入るという特性上、

「信頼関係」は何より大切な基盤です。

 

 

私たちが提供する訪問マッサージは、単なる癒しではありません。

 

医師の同意のもと、保険を利用して筋肉のこわばりや関節の動きの改善、

血流促進、浮腫みの軽減などを目的とした医療的施術を行います。

 

たとえば、脳出血の後遺症で麻痺のある方が、訪問マッサージを継続することで

車いすへの移乗がスムーズになったり、座って過ごせる時間が延びたりする事例も報告されています。

 

また、ご自宅にうかがうからこそ見えてくることも多くあります。

お薬の飲み忘れ

ご家族との関係性

住環境のちょっとした変化

 

こうした日常の「小さな異変」にも目を配り、ケアマネジャーさんや

医師と連携するのも私たちの役割です。

 

だからこそ、信頼を裏切るようなことは決してあってはならない。

 

私たち施術に関わる者一人ひとりが、倫理観と誠意をもってご利用者様に向き合い、

安心して任せていただける存在であるべきだと、改めて感じました。

 

 

今回の報道は、業界にとっては大きな警鐘でした。

 

しかし、同時に「だからこそ私たちはどうあるべきか」を見つめ直す

貴重な機会にもなったと思います。

 

地域の中で、長く安心して受けられる医療サービスとして。

 

訪問マッサージの価値をこれからも丁寧に伝えていきたいと思っています。